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量子コンピュータ関連銘柄 更新: 10/12 11:45(日本時間)
%は前日比・グラフは直近10営業日の推移 — 株価とニュースの突き合わせ / 業界の関係図
用語解説

量子鍵配送とは?

要約

量子コンピュータでも破られない暗号鍵の共有技術「量子鍵配送(QKD)」を解説。観測すると状態が変わる量子力学の性質を利用し、盗聴を検知できる仕組みとは。銀行や政府機関など高セキュリティ分野での実用化も進む注目技術を紹介します。

量子鍵配送(QKD: Quantum Key Distribution)とは、量子力学の原理を使って、通信相手との間で暗号化に使う「鍵」を安全に共有する技術です。インターネットでクレジットカード情報などをやり取りする際、第三者に盗み見られないよう暗号化しますが、その暗号を解くための「鍵」を安全に相手に渡すことが重要な課題となっています。

従来の方法では、この鍵を数学的な難しさで守っていましたが、将来の量子コンピュータによって破られる可能性があります。一方、量子鍵配送は「観測すると量子の状態が変わってしまう」という量子力学の性質を利用します。これは、郵便物に特殊なシールを貼っておき、誰かが途中で開封したら必ずシールが破れて分かる仕組みに似ています。

量子鍵配送では、もし誰かが通信を盗聴しようとすると、量子の状態が乱れるため、送信者と受信者はすぐに気づくことができます。盗聴されていないことが確認できれば、その鍵を使って安全に暗号通信ができるのです。銀行や政府機関など、高いセキュリティが求められる分野で実用化が進んでいます。

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