Rigetti Computing, Inc.(Nasdaq: RGTI)は、2026年6月30日に終了した第2四半期の財務結果を報告しました。Berkeleyを拠点とする超伝導量子開発企業は、前四半期比および前年同期比での収益拡大、CHIPS法に基づく米国政府から最大1億ドルの資金提供の可能性、およびハイブリッド高性能コンピューティング(HPC)展開の拡大を強調しました。
以下の表は、2026年第2四半期のGAAP財務指標の主要項目を、前四半期(2026年第1四半期)および前年同期(2025年第2四半期)と比較したものです。
| 単位:百万ドル | Q2'2026 | Q1'2026 | Q2'2025 | Q1'2026比% | Q2'2025比% |
|---|---|---|---|---|---|
| 収益 | $5.14 | $4.40 | $1.80 | +16.8% | +185.3% |
| 営業費用 | $30.25 | $27.33 | $20.45 | +10.7% | +47.9% |
| 営業損失 | ($28.06) | ($25.95) | ($19.88) | +8.1% | +41.1% |
| 純損失 | ($52.61) | $33.11 | ($39.65) | N/M | +32.7% |
| 現金および投資 | $541.295* | $569.00* | $589.80* | -4.9% | -8.2% |
*注記:現金および投資は、現金および現金同等物(2,776万ドル)、短期売却可能投資(3億6,595万ドル)、長期売却可能投資(1億4,759万ドル)を合計したもので、2026年6月30日時点で5億4,130万ドルとなっています。ベースライン比較は、QCRが以前に報告した数値(2026年第1四半期は5億6,900万ドル、2025年第4四半期/過去のベースラインは5億8,980万ドル)を反映しています。
Rigettiは2026年第2四半期に514万ドルの収益を上げ、2026年第1四半期(440万ドル)から16.8%の前四半期比成長、2025年第2四半期(180万ドル)と比較して185.3%の増加を示しました。トップラインの勢いは、オンプレミスシステムの出荷、Novera QPUの販売、および国際配送によって牽引されました。
四半期の営業費用は3,025万ドルに増加し、チップレットベースのR&D(2,073万ドル)およびインフラストラクチャへの継続的な投資を反映しています。営業損失は2,806万ドルで、2026年第1四半期の2,595万ドルと比較されます。
2026年第2四半期のGAAP純損失は5,261万ドル、または基本・希薄化後1株あたり0.16ドルで、2026年第1四半期の純利益3,311万ドル(ワラント公正価値利益によるもの)および2025年第2四半期の純損失3,965万ドルと比較されます。第2四半期の損失には、デリバティブ・ワラント負債の公正価値の時価評価変動による2,960万ドルの非現金費用が含まれていました。非GAAPベースでは、非GAAP純損失は1,598万ドル、または1株あたり0.05ドルでした。
Rigettiは、5億4,130万ドルの現金、現金同等物、および売却可能投資と無負債という強固なバランスシートを維持し、ハードウェアロードマップを実行するための複数年の滑走路を提供しています。
2026年5月、Rigettiは米国商務省と、CHIPS法広域機関公募の下で3年間で最大1億ドルの資金提供の可能性に関する意向書(LOI)に署名しました。
- 株式とR&D構造:検討されている資金提供には、資金提供額に見合った商務省の株式保有が含まれます。
- 目標:この助成金は、モジュール式超伝導プロセッサのスケーリング、コヒーレンス時間の改善、および国内量子製造の進展に焦点を当てた加速R&Dプログラムを直接支援します。
- HPCスーパーコンピューティング展開:Hewlett Packard Enterprise(HPE)およびPittsburgh Supercomputing Center(PSC)と提携し、National Science Foundation(NSF)の資金提供を受けたPSCの新しいTangleLab testbedに9量子ビットNovera™システムを供給。
- 国際オンプレミス配送:インドのC-DAC向けの108量子ビットシステムプログラムを含む、世界中の学術機関および政府研究機関からのシステム注文を積極的に実行中。
- 技術および忠実度ベンチマーク:Cepheus-1-108Qシステムは、12個のタイル化された9量子ビットチップレット全体で、約99.9%の単一量子ビットゲート忠実度中央値、約99.1%の2量子ビットゲート忠実度中央値、約60ナノ秒のゲート速度で動作。36量子ビットおよび9量子ビットのシステムでは、それぞれ99.6%および99.8%の2量子ビットゲート忠実度中央値を実証。
- 3年間のロードマップ:Rigettiは、希釈冷凍およびFab-1インフラストラクチャへの継続的な投資に支えられ、3年以内に約99.9%の2量子ビットゲート忠実度および50ナノ秒未満のゲート速度を持つ約1,000量子ビットシステムを目標としています。
- 英国インフラストラクチャ構想:数年間で英国に最大1億ドルを投資する計画を推進し、物理システムの展開および地域研究施設の拡大を図る。
このレポートに関する追加詳細は、Rigettiの2026年第2四半期プレスリリースこちら、2026年第2四半期結果プレゼンテーションこちら、および同社のSEC Form 10-Q提出書類こちらでご覧いただけます。
※訳注:原文の表について3点。(1)「現金および投資」の「Q2'2025」の列にある5億8,980万ドルは、2025年6月30日ではなく2025年12月31日時点の残高です(10-Qでは5億8,983万ドル)。2025年6月30日時点の実際の残高は5億7,164万ドル(現金5,718万ドル、短期投資3億6,856万ドル、長期投資1億4,590万ドル)で、これと比べた前年同期比は−5.3%になります。原文も注記で「2025年第4四半期/過去のベースライン」と断っていますが、列の見出しと食い違うため補足します。(2)「純損失」の行にある2026年第1四半期の3,311万ドルは、損失ではなく純利益です(ワラントの公正価値変動による)。(3)「営業費用」には売上原価(2026年第2四半期は295万ドル)が含まれないため、収益から営業費用を引いても営業損失とは一致しません。上記以外の数値は、Rigettiの8-K添付のプレスリリースおよびForm 10-Q(2026年8月6日提出)と一致することを確認しています。
2026年8月8日



