Infleqtion, Inc. (NYSE: INFQ) は、2026年6月30日に終了した第2四半期の財務結果を発表しました。Louisvilleを拠点とする中性原子量子コンピューティングおよび量子センシングのリーダーは、コンピューティングとセンシングの双方の事業部門において100%オーガニック成長により、四半期として過去最高の業績を達成しました。
以下の表は、2026年第2四半期のGAAP財務指標の主要項目を前四半期(2026年第1四半期)および前年同期(2025年第2四半期)と比較してまとめたものです。
| 金額(百万ドル単位、1株当たりを除く) | Q2'2026 | Q1'2026 | Q2'2025 | Q1'2026比 % | Q2'2025比 % |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | $12.63 | $9.46 | $5.84 | +33.5% | +116.3% |
| 営業費用 | $32.49 | $31.72 | $11.56 | +2.4% | +181.1% |
| 営業損失 | ($30.64) | ($33.58) | ($10.07) | -8.8% | +204.3% |
| 純損失 | ($25.47) | ($30.26) | ($8.85) | -15.8% | +187.8% |
| 現金および短期投資 | $476.96* | $488.10* | $46.01* | -2.3% | +936.6% |
*注記:現金および短期投資は、現金および現金同等物(5,929万ドル)と流動売却可能証券(4億1,767万ドル)の合計で、2026年6月30日時点で4億7,696万ドルとなっています。非流動証券(1億478万ドル)と制限付現金を加えると、総流動性資本準備金は5億8,200万ドルとなります(負債ゼロ)。第2四半期残高には、第3四半期に納付された回収済みストックオプション給与税による一時的な2,740万ドルの運転資本利益が含まれています。過去のベースラインはQCRの公表数値を反映しています。
Infleqtionは、四半期として過去最高の売上高1,263万ドルを達成し、前年同期比116.3%増(2025年第2四半期の584万ドル)、2026年第1四半期比33.5%増(946万ドル)となりました。トップラインの拡大は完全にオーガニックであり、100%が量子ハードウェア、ソフトウェア、センシング展開から得られたものです。
当四半期の営業費用は合計3,249万ドル(研究開発費1,268万ドル、販売管理費1,982万ドル、助成金収入47万ドルで相殺)でした。GAAP純損失は2,547万ドル、または1株当たり0.12ドルで、2025年第2四半期の885万ドルと比較されます。非GAAPベースでは、非GAAP営業損失は1,698万ドルで、株式報酬費用および取引関連費用1,207万ドルを除外しています。
強力な顧客需要に支えられ、Infleqtionは2026年通期の売上高見通しを約4,300万ドルに引き上げました。
U.S. Department of Commerceは、CHIPS Act プログラムの下で最大1億ドルの提案資金を提供する意向書(LOI)にInfleqtionを選定しました。これは、同社のハードウェアロードマップの技術審査を経て、中性原子の商業化を加速させるためのものです。提案された資金は、Department of CommerceがInfleqtionの普通株式を受け取ることを想定しています。
- Logical Qubit Target:2026年に30論理量子ビットの実証を予定しており、エネルギー、金融、精密医療にわたる企業顧客ワークロード向けの定義された回路を備えています。
- Illinois量子コンピュータ契約:2027年にIllinois Quantum & Microelectronics Parkに中性原子量子コンピュータを展開する契約を締結。このシステムは、50論理量子ビットを超えて100論理量子ビットという長期目標に向けて拡張できるよう設計された新しいモジュラーアーキテクチャを特徴としています。
- エネルギー分野の商業化:企業顧客Eatonが、複雑なエネルギーグリッドアプリケーションのためにInfleqtionのSqaleシステムへのプライベートクラウドアクセスを利用。
- DOE Genesis Missionの受注:AI、核応用、核融合研究にわたる3つのU.S. Department of Energy Genesis Missionプロジェクトに選定。
- 幹部の任命:Dr. Joseph Buck(元Lockheed Martin Senior Fellow)を、Sqale開発を主導する量子コンピューティングシステム上級副社長に任命。
- NASA量子重力勾配計:NASAの重力勾配測定プログラムの遂行が第2四半期の主要な売上推進要因となりました。
- Tiqker原子時計:Safranとのグローバル共同販売パートナーシップに支えられた第3世代Tiqker光学原子時計システムの商業化。
- 議会証言:CEO Matt KinsellaがQuantum-Enhanced Critical Minerals Mapping Act of 2026に関してU.S. House Committee on Natural Resourcesで証言。
本報告に関する追加の詳細は、Infleqtion 2026年第2四半期プレスリリースこちら、2026年第2四半期決算プレゼンテーションこちら、および同社のSEC Form 8-K提出書類こちらでご覧いただけます。
※訳注:2点補足します。(1)表の「営業費用」3,249万ドルは、研究開発費1,268万ドルと販売管理費1,982万ドルの単純合計です。本文には「助成金収入47万ドルで相殺」とありますが、この47万ドルは引かれていません(引くと3,203万ドルになります)。またこの欄には売上原価(2026年第2四半期は1,124万ドル)が含まれていないため、売上高から営業費用を引いても営業損失には一致しません。売上高1,263万ドル − 売上原価1,124万ドル −(研究開発費+販売管理費−助成金収入)3,203万ドル = 営業損失3,064万ドル、が内訳です。なお当サイトで扱う他社の決算記事では、同じ「営業費用」の欄が売上原価を含む場合があるため、会社をまたいで比べるときは中身が違う点にご注意ください。(2)非GAAP営業損失を出すために除いている額は、本文の1,207万ドルではなく1,366万ドルです。1,207万ドルは株式報酬費用のぶんだけで、ほかに買収・統合費用84万ドルと元役員への支払75万ドルが除かれています(営業損失3,064万ドル −非GAAP営業損失1,698万ドル = 1,366万ドル)。上記以外の数値は、Infleqtionのプレスリリースおよび決算表と一致しています。
2026年8月12日




