
インダクタ保護型アンドレーフ(IPA)スピン量子ビットの提案
要約
量子ドット・ジョセフソン接合に捕捉された準粒子スピンを利用するアンドレーフスピン量子ビット(ASQ)を線形インダクタでシャントすることで、スピン状態を位相空間上の異なるポテンシャル井戸に分離し、波動関数の重なりをほぼ排除して緩和時間を延ばせることを示した。得られるIPA量子ビットはスピンごとに1つ、計2つのヘビー領域フラクソニウムと等価であり、保護型超伝導量子ビットの長いコヒーレンス時間・大きな非調和性とスピン自由度の操作性を兼ね備える。

