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量子コンピュータ関連銘柄 更新: 10/12 14:30(日本時間)
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Photo: Arseny Togulev / Unsplash

AI

DeepSeekがエージェントハーネス「dsh」をMITライセンスで公開

要約

DeepSeekは2026年8月13日に、モデルを動かす仕組み「dsh」というエージェントハーネスをMITライセンスで公開した。これは開発者向けプレビューで、互換性を壊す変更があり、バージョンは0.1.0-rc.5。性能比較などの情報はまだ示されていない。

DeepSeek Harness(deepseek-ai/deepseek-harness)が、GitHubで公開されました。開発したのはDeepSeek AIです。公開されたのは新しいモデルではありません。モデルを動かす側の仕組みです。READMEによると、これは「dsh」という名前のオープンソースのエージェントハーネスです。ライセンスはMITです。報道によれば、公開は2026年8月13日で、告知は同社の公式WeChatチャンネルで行われたとされています。

エージェントハーネスとは、モデルそのものではなく、モデルに仕事をさせるための外側の仕組みのことです。中身はいくつかの役割に分かれます。モデルを呼び出す部分があります。ファイル操作やコマンド実行といった道具を実際に動かす部分があります。会話の状態を保持する部分があります。実行を閉じ込めておく場所、いわゆるサンドボックスもあります。そして、何をどの順に進めるかを決める制御、いわゆるエージェントループがあります。これらをひとまとめにしたものが、エージェントハーネスです。

同社はREADMEで、「すべてがプラグイン」という設計を掲げています。プラグインとは、あとから差し替えたり付け足したりできる部品のことです。同社の説明では、モデル、道具、セッションの状態、ファイルシステム、サンドボックス、エージェントループ、全体の制御、そしてWebの画面まで、すべてがプラグインとして差し替えられる構成だとしています。またREADMEには、Cordisという組み立ての枠組みの上に載っている(powered by Cordis)とも書かれています。これらはいずれも同社の主張です。

動かし方もREADMEに記載があります。npx @deepseek-ai/dsh web を実行すると、Web UIがlocalhost:3080に立ち上がるとしています。リポジトリを取得して、pnpmでビルドすることもできるとしています。ライセンスはMITで、第三者の依存はTHIRD_PARTY_NOTICES.mdに開示されています。プラグインは、dsh-pluginというトピックを付けて公開してもらう形だとしています。実際の手順はリポジトリのREADMEで確認できます。

ただし、これは開発者向けのプレビューです。READMEは大文字で「THERE WILL BE COMPATIBILITY-BREAKING CHANGES.」と書いています。互換性を壊す変更が入る、という警告です。GitHubのReleasesに安定版の登録はなく、パッケージのバージョンは0.1.0-rc.5と表示されます。不具合の報告先もIssuesではなくDiscussionsです。意見や不具合はGitHub DiscussionsとDiscordで受け付けるとされています。いま業務で使い続ける前提のものではない、という位置づけになります。

分かっていないこともあります。READMEには性能の数字がありません。どのモデルと組み合わせたときにどう動くのか、その比較も示されていません。なお、報道では同じ時期にAPI向けにV4-Proが提供されたとされていますが、これは一次情報ではありません。本記事の内容は、2026年8月17日の確認時点のものです。プレビュー段階のため、記載は今後変わる可能性があります。

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