9月2日の米国市場では、量子コンピュータ関連10銘柄のうち5銘柄が上昇、5銘柄が下落し、平均では+3.13%となりました。上げ幅の大きい銘柄が数銘柄あった一方で、下落した銘柄は軒並み値動きが小幅にとどまり、銘柄間で明暗が分かれた1日となりました。
大きく動いた銘柄としてまず挙げられるのがHorizon Quantumです。終値17.50、前日比+19.95%と、この日最も大きく上昇しました。ただしこの値動きについては、当サイトの記事では説明がつきません。
次に大きく動いたのがArqitで、終値20.54、前日比+8.68%となりました。同社については、Arqit、Es'hailSat、AIEEが量子セーフ衛星暗号化を実証というニュースがあり、この日の値動きに関係している可能性があります。
続いてIQMも終値10.94、前日比+4.39%と大きく上昇しました。こちらについても、当サイトの記事では説明がつきません。
前日までの並びを見ると、Horizon Quantum、Arqit、IQMはいずれも反発の形となっています。Horizon Quantumは前日の-1.49%を上回る+19.95%となり、前日までの値幅をすべて失う形になりました。Arqitも前日の-4.93%を上回る+8.68%、IQMも前日の-0.10%を上回る+4.39%と、いずれも前日の下げを打ち消す動きでした。QuantinuumとXanaduも同様に反発し、Quantinuumは前日の-4.87%に対し+0.71%、Xanaduは前日の-7.71%に対し+0.10%と、下げ幅の一部を取り戻す形にとどまりました。
一方、D-Wave、Infleqtion、IonQ、Quantum Computing Inc、Rigettiの5銘柄は、いずれも2日続けての下落となりました。とはいえ下落幅はD-Waveの-0.30%からRigettiの-0.80%までの範囲にとどまり、前日までの下げに比べると値動きは小さく、目立った動きにはなりませんでした。全体が大きく動いた日にあって、これらの銘柄が小幅な値動きにとどまった点は、それ自体注目に値します。
この日の動きは、前日まで下落が続いていた銘柄の一部が大きく反発した一方で、下落が続いていた銘柄はいずれも値動きが小さくなったという、銘柄ごとの反応の差が表れた1日だったと言えそうです。

