
2次元イオン結晶で周波数多重による並列非局所ゲート、qLDPC符号の実装に道
要約
清華大学のDuanらのグループは、イオンを物理的に輸送する代わりに周波数多重化を用いて、2次元イオン結晶上で複数の非局所2量子ビットゲートを並列実行する手法を提案した。断熱条件によりゲート忠実度低下とクロストークを抑制し、イオントラップ主要誤差源であるトラップ周波数のゆっくりしたドリフトにも頑健とされる。512イオン結晶上の[[248,10,18]]二変量自転車(bivariate bicycle)符号を数値例に、量子ビット配置と周波数帯割り当ての最適化により中程度のレーザー出力で並列化が可能で、現実的な雑音条件下で論理誤り率10^-12が達成できることを示した。


