9月8日の米国市場では、量子コンピュータ関連10銘柄のうち8銘柄が上昇、2銘柄が下落し、平均では+2.88%の動きとなりました。
この日、最も大きく動いたのはD-Waveで、終値17.67、前日比+6.57%となりました。同社については、D-Wave、米国商務省との間でCHIPS Actに基づく最大1億ドルの正式契約を締結が伝えられています。
このほか、Infleqtionが+6.30%、Arqitが+5.71%、Rigettiが+4.01%と、5%前後からそれに迫る上昇を見せた銘柄が並びました。この3銘柄については、業界全体が同じ向きに動いた日にあたり、量子コンピュータ関連銘柄がそろって上向きに動いた中での上昇となっています。
前日までの並びを見ると、D-Waveは前日-1.43%から一転しての+6.57%で、反発により前日の値幅をすべて取り戻す形となりました。Infleqtion、Arqit、Rigettiはいずれも2日続けての上昇となり、続伸の流れが続いています。またQUBT、IonQ、Quantinuumも同様に2日続けての上昇で、こちらも続伸となりました。Horizon Quantumは前日-1.46%からの+3.73%で、こちらもD-Wave同様に前日の下げ幅をすべて取り戻す反発を見せています。
一方で、下落した2銘柄も見逃せません。Xanaduは-1.34%で、前日の-2.99%に続き2日続けての下落となり、続落の形です。IQMは-2.87%となりました。8銘柄が上昇する中でこの2銘柄が下落したことは、全体が一斉に同じ方向へ動いたわけではないことを示しています。
このように、9月8日は10銘柄中8銘柄が上昇し、複数の銘柄が2日続けての上昇を記録した日でした。個別の値動きの理由が明らかな銘柄もあれば、業界全体の流れの中で動いた銘柄もあり、一様な説明では捉えきれない一日だったと言えます。

