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量子コンピュータ関連銘柄 更新: 10/12 13:45(日本時間)
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Photo: Arseny Togulev / Unsplash

AI

Google、ノートパソコンの新分類「Googlebook」を予約開始——5社・899ドルから、AndroidにChromeOSの仕組みを合わせる

要約

Googleは2026年9月21日、Androidを土台にChromeOSの仕組みを組み合わせたノートパソコン「Googlebook」の予約を始めました。Acer、ASUS、Dell、HP、Lenovoの5機種で899ドルから、米国は10月4日発売です。IntelのCore Ultra シリーズ3、QualcommのSnapdragon X Eliteを載せ、MediaTekも専用チップを発表しました。

Googleは2026年9月21日、ノートパソコンの新しい分類「Googlebook」の予約受付を始めました。Androidの技術基盤の上に、ChromeOSのデスクトップ向けの仕組みを組み合わせたもので、同社は「今日の働き方に合わせて設計したノートパソコンの新しいカテゴリー」と説明しています。Acer、ASUS、Dell、HP、Lenovoの5社が機種を出し、価格は 899ドルからです。

発売は米国が10月4日、カナダ・英国・アイルランド・フランス・ドイツ・オーストラリアが10月5日です。Googleの発表には、日本での発売についての記載はありません。

公表されている機種

Googlebookの販売ページに載っている5機種です。メモリとストレージはいずれも16GBと512GBです。

メーカー機種価格プロセッサ画面
AcerGooglebook 14899ドルからIntel Core Ultra 514型 2.8K 有機EL タッチ
DellXPS Googlebook999ドルからSnapdragon X Elite13.4型 2.5K 液晶 タッチ
LenovoGooglebook 151,099ドルからIntel Core Ultra 515.3型 2.8K 有機EL タッチ
ASUSGooglebook 141,299ドルからIntel Core Ultra 514型 2.8K 有機EL タッチ
HPGooglebook 141,299ドルからSnapdragon X Elite14型 2.8K 有機EL タッチ

Googleは、各機種が45 TOPSを超える専用のNPU(機械学習の処理を受け持つ回路)を積み、手元で処理すると説明しています。

載っている半導体

  • Intel:Acer Googlebook 14、ASUS Googlebook 14、Lenovo Googlebook 15 は Core Ultra シリーズ3(開発名 Panther Lake)を載せます。Intelは、同社の 18A という製造工程で作ったプロセッサだとしています
  • Qualcomm:Dell と HP の機種は Snapdragon X Elite です
  • MediaTek:同日、Googlebook向けのチップ Dimensity CX C10 Max を発表しました。TSMCの3nm工程で作る8コアのCPU(すべて高性能コア)、11コアのGPU、最大 55 TOPS のNPU(NPU 890)を持ち、Wi-Fi 7とBluetooth 6.0に対応します。MediaTekは「近く出る高級・超薄型のGooglebook」向けとしていますが、どのメーカーの機種かは書かれておらず、販売ページの5機種にも入っていません

主な機能

  • Magic Pointer:カーソルを小刻みに動かすと、画面に出ている内容に対してGeminiを呼び出せます。散らかった予定表の整理や、文章の翻訳を頼めるとしています。Googleは「Geminiは頼んだときだけ動き、いつでも切れる」と書いています
  • Glowbar:天板の外側に付いた光る帯です。起動時に点き、電池の残量を示し、Geminiに話しかけると動きで反応します
  • Continue On:スマートフォンでやりかけていた作業を、ノートパソコンでそのまま続けられます
  • Rambler:話した内容を、整理された文章にします
  • Create My Widget:言葉で頼むと、必要な情報を表示するウィジェットを作ります
  • アプリ:Androidのアプリを数百万本使えるうえ、拡張機能に対応したデスクトップ版のChromeブラウザも使えます

購入特典

Googleのブログは、12か月分のGoogle AI Pro(5TBのクラウドストレージ付き)、3か月分のYouTube Premium、Adobe Photoshop、1年分のGeForce NOWなどを挙げています。販売ページでは、Google AI Proの1年分は、対象の機種を2026年10月1日以降に購入・利用開始した人が対象とされています。

読みどころ

AndroidとChromeOSを1つにまとめた、Google主導のノートパソコンの枠組みだという点が、これまでのChromebookとの大きな違いです。Androidのアプリと、拡張機能付きのデスクトップ版Chromeを同じ機械で使えることを前面に出しています。

半導体の面では、Intel・Qualcomm・MediaTekの3社がそろって対応を打ち出しました。IntelはPanther Lake、Qualcommは既存のSnapdragon X Elite、MediaTekは新チップという違いがあります。NPUの性能は、Googleが示した「45 TOPS超」が共通の下限で、MediaTekの新チップは最大55 TOPSです。

価格は最も安いAcer機の899ドルから、ASUSとHPの1,299ドルまで、400ドルの幅があります。メモリとストレージは5機種とも同じなので、差は画面やプロセッサ、筐体に表れています。

どう見るか

Googleは、Androidを土台にしたノートパソコンを、5社の機種と3社の半導体で一度に立ち上げました。GeminiはOSの操作(Magic Pointer)や天板の表示(Glowbar)にまで組み込まれていますが、Googleは「頼んだときだけ動き、切ることもできる」と明記しています。

発表はGoogleの公式ブログ(2026年9月21日)、機種と価格はGooglebookの販売ページ、プロセッサはそれぞれIntelとMediaTekの発表にあります。

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