量子コンピュータの方式として現在実用化や研究開発が進むものは複数ありますが、「いま勢いがあるのはどれか」と問われれば、答えは一つに定まりません。今回は、この媒体が直近6か月に公開した記事で各方式に触れた回数、同じく論文解説の本数、そして上場企業の株価の動きという三つの物差しを並べ、それぞれで見える景色がどう変わるかをご覧いただきます。
この媒体が直近に公開した記事のうち、その方式に触れたものの本数。1本の記事が複数の方式に触れていれば、そのどちらにも数える。業界でどれだけ話題になっているかの目安。
まず、記事の取り上げ回数を見ると、中性原子が106本で最も多く、イオントラップの92本、超伝導の85本が続きます。フォトニックの63本、シリコンスピンの51本、アニーリングの17本、トポロジカルの8本と続くこの数字は、あくまで当メディアが話題として取り上げた頻度であり、各方式の優劣を示すものではありません。それでも、中性原子がこの半年で業界の注目を集めていることの一つの表れと読むことはできるでしょう。



