10月6日の米国市場では、量子コンピュータ関連10銘柄のうち上昇が7銘柄、下落が3銘柄となり、平均では+2.15%と全体として上昇基調の一日となりました。前日まで下落が続いていた銘柄が反発する場面が目立ち、なかでも大きく上昇した銘柄がありました。
最も大きく動いたのはXanaduで、前日比+11.95%の上昇となりました。同社はGlobalFoundriesと提携し、300mm半導体ラインでのフォトニック量子コンポーネント製造をスケーリングすることを発表しています(発表と値動きの前後関係は確かめられていません)。Xanaduは9月30日から3日続落したあと、10月5日に+5.12%と上昇しており、この日は2日続伸で、前日の上げ幅を上回りました。
次いで大きく上昇したのはHorizon Quantumで、前日比+7.67%の上昇でした。同社の値動きについて、当サイトの記事では説明がつきません。前日までの値動きを見ると、9月30日から4日続けて上昇しており、この日で5日続伸となりました。前日の+1.52%から上げ幅を広げています。
他の上昇銘柄を見ると、IQMは+2.94%で3日続伸、D-Waveは+0.96%で反発し、前日の-0.82%の下げ幅をすべて取り戻しました。IonQは+0.74%で反発、前日の-1.83%から転じています。QuantinuumとRigettiはともに+0.13%で小幅な反発となりました。
一方、下落したのはInfleqtionが-0.95%で7日続落、Quantum Computing Incが-1.01%で8日続落、Arqitが-1.06%で2日続落でした。これらは前日までの下落傾向が続いており、上昇相場の中で逆行する動きとなりました。
目立たなかった銘柄としては、QuantinuumとRigettiが+0.13%とほぼ横ばいで、全体が動いた日においても値動きが限定的でした。両銘柄とも前日までは下落が続いていました(Quantinuumは6日続落)。
全体としては、Xanaduの上昇が平均を押し上げ、下落が続いていた銘柄にも買い戻しが入る展開となりました。ただし、InfleqtionやQuantum Computing Incなど下落が長引く銘柄もあり、銘柄ごとの方向感に差が出た一日でした。


