10月7日の米国市場では、量子コンピュータ関連10銘柄すべてが下落し、平均で-5.05%となりました。上昇した銘柄はなく、前日までの動きから一転して全面安の展開でした。
大きく動いたのは、Xanaduが-11.26%、Infleqtionが-7.18%、Horizon Quantumが-6.43%と、3銘柄が5%以上の下落を記録しました。Xanaduは前日+11.95%と大きく上昇した後の反落で、前日の上げ幅をすべて失いました。同社はGlobalFoundriesと提携し300mm半導体ラインでのフォトニック量子コンポーネント製造をスケーリングするニュースが前日に出ており、この日の下げは前日の大幅高の反動とみられます。Infleqtionは8日続けての下落です。同社は10月6日にHoneywell Aerospace、UC Santa Barbaraとハンドヘルド量子ハードウェア向けチップスケール窒化シリコン光キャビティを開発したと発表していますが、この日は10銘柄すべてが下げており、値動きを個別の材料で説明することはできません。Horizon Quantumは-6.43%で、前日+7.67%から反落し、前日の上げ幅の大半を失いました。IonQも-4.50%と下落しましたが、これらは業界全体が同じ向きに動いた日で、個別の材料というよりはセクター全体の売り圧力がかかったとみられます。
前日までの並びを見ると、XanaduとHorizon Quantumは前日まで2日続伸、5日続伸でしたが、ともに反落し、上げ幅を大きく失いました。IonQは前日+0.74%から-4.50%で、前日の上げ幅をすべて失っています。一方、Quantum Computing Incは9日続けて下落、Infleqtionは8日続けて下落と、下落が長く続いている銘柄もあります。これらの銘柄はこの日も-3.05%、-7.18%と下げています。
目立たなかった銘柄としては、Quantinuumが-3.01%、Quantum Computing Incが-3.05%と、下げ幅は平均の-5.05%より小さくとどまりました。ただ、それでも下落はしており、全面安の一日でした。
この日の動きは、前日までの上昇が一服し、特に前日に大きく上げた銘柄で反動の売りが出たとみられます。ただし、個別ニュースがあったInfleqtionやXanaduも下落しており、業界全体の地合いの弱さが目立ちます。


