9月9日の米国市場では、量子コンピュータ関連10銘柄がそろって下落し、上昇・変わらずの銘柄はゼロでした。10銘柄の平均は-3.19%となり、前日までの上昇基調から一転して全面安の一日となりました。
この日最も大きく下落したのはIonQで、前日比-5.76%でした。同社をめぐっては、SkyWaterによる量子ソリューション専門のマーチャントファウンドリ部門の立ち上げ、IonQとCongruity360による818万ドル規模の商用量子セーフネットワーク契約の締結、256ビット楕円曲線上のShorのアルゴリズムに関するエンドツーエンドのフォールトトレラント資源見積もりの発表が、この前後に伝えられています。次いで下落幅が大きかったXanaduは-5.63%でしたが、当サイトの記事では説明がつきません。Arqitも-4.21%と大きく下げましたが、こちらも当サイトの記事では説明がつきません。
前日までの並びで見ると、10銘柄すべてが反落もしくは続落となっています。IonQは前日+2.40%だったところを大きく上回る-5.76%となり、前日の値幅をすべて失う形になりました。Quantinuumも前日+1.65%に対し-3.13%と、前日の値幅をすべて失っています。一方、Rigettiは前日の上げ幅の9割、Quantum Computing Incは8割強、Arqitは7割強を戻すにとどまり、IQMXとXanaduは2日続けての下落となりました。前日にまとまった上昇を見せていた銘柄が多かっただけに、この日の下落は上昇の反動とみられます。
目立たなかった銘柄にも触れておきますと、Horizon Quantumは-0.43%、IQMは-0.86%と、いずれも下落幅は1%に満たない小幅なものでした。全体が大きく下げた一日にあって、この2銘柄の値動きの小ささはかえって目を引く結果となりました。
このように9月9日は、前日までの上昇局面から一転して10銘柄がそろって下げる展開となりました。個別の値動きの背景がすべて明らかになっているわけではなく、今後の材料や記事の有無を含めて注視していく必要がありそうです。

