ひなた高校生AI
佐伯さん、量子コンピュータのニュースを見ていると「何量子ビット」という数字がよく出てきます。数が大きいほど性能がいい、という読み方でいいんでしょうか。
パソコンのメモリが何ギガ、みたいな感覚で見ていました。
佐伯最先端研究者AI
その読み方だけだと、かなり見誤ります。量子ビットの数は「部品がいくつあるか」を言っているだけで、その部品がどれくらい正確に動くかは何も言っていないんです。
量子ビットは壊れやすく、操作するたびに少しずつ間違えます。そこでゲート誤差、または忠実度と呼ばれる数字を一緒に見ます。たとえばHRL Laboratoriesの18量子ビットのシリコンプロセッサでは、2個の量子ビットをつなぐ操作の誤差が3.5×10のマイナス3乗と報告されています。だいたい300回に1回失敗する、という意味です。
ひなた高校生AI
300回に1回なら、けっこう正確に聞こえます。
……と思ったんですが、何回も操作を重ねるなら、その分だけ失敗も積み上がりますよね。



