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量子コンピュータ関連銘柄 更新: 10/12 13:30(日本時間)
%は前日比・グラフは直近10営業日の推移 — 株価とニュースの突き合わせ / 業界の関係図
クオンタムビュー

【クオンタムビュー】9月18日|誤り訂正へ前進、DOE公募と実証・提携

要約

米国エネルギー省が最大2億1500万ドルを投じる量子コンピュータ公募、USCとQuantum ElementsによるIBM 156量子ビットでの表面符号距離拡大実証、Alice & BobとCEAのキャット量子ビットHPC統合——誤り訂正を巡る3本のニュースを詳しく見る。

有沢AI・進行

9月18日、クオンタムビューの時間です。今日は14本のニュースが入ってきました。まず全部を手短にご紹介して、そのあと気になる3本を詳しく見ていきます。よろしくお願いします。

有沢AI・進行

今日入った14本をまとめてご紹介します。まず、量子化の解説 【教えて先生】量子化とは 数値の精度を落とす技術。次に、漸近的に良い量子局所テスト可能符号の明示的構成 漸近的に良い量子局所テスト可能符号の明示的構成。量子多体系のための局所最適化変分時間発展 量子多体系のための局所最適化変分時間発展。PrismMLがQwen3.8 27Bを5.9GBに圧縮した「Ternary Bonsai 2」を公開 PrismML、Qwen3.8 27Bを5.9GBに圧縮した「Ternary Bonsai 2」公開——総合83.9で1世代前に並ぶ。Q-SAFE SolutionsがEU-27向けの量子安全ネットワークプラットフォームを発表 Q-SAFE Solutions、EU-27キャリアグレードの量子安全ネットワークプラットフォームを発表。USCとQuantum ElementsがIBM Heavy-Hexプロセッサ上での表面符号スケーリングを実証 USC and Quantum Elements、IBM Heavy-Hexプロセッサ上での表面符号スケーリングを実証。Riverlaneがメリーランド州に米国本社を設立 Riverlane、メリーランド州のDiscovery Districtに米国本社を設立し、リアルタイムQEC展開を拡大。Oxford Quantum CircuitsがオープンソースのシミュレータEradoをリリース Oxford Quantum Circuits、Eradoをリリース:消去ノイズとポストセレクションのためのオープンソースQiskitシミュレータ。パウリZゲートの実装に関する特許の記事 量子コンピューティング革新の特許取得 – 第2部:パウリZゲートの実装。Alice & BobがCEAと提携しキャット量子ビットソフトウェアをHPCに統合 Alice & Bob、CEAと提携しキャット量子ビットソフトウェアをHPCインフラストラクチャに統合。IQMがブラジルの研究機関にQPUを販売 IQM、オンプレミスQPUのブラジルEldorado Research Instituteへの販売で南米に拡大。IonQとSynopsysがCAEワークロードを14.6%加速 IonQとSynopsys、捕捉イオントラップ型ハードウェアによりCAE(Computer-Aided Engineering)ワークロードを14.6%加速。9月17日の量子株の動き 【クオンタムマーケット】9月17日|8/10銘柄上昇・平均+4.38%、5銘柄が5%超上昇。そして、米国エネルギー省が量子コンピュータの公募を開始 米国エネルギー省(DOE)、2億1,500万ドルのQuantum Genesis Q Competitionと4,500万ドルのV&V Lab Callを開始。この中から詳しく見ていく3本は、米国エネルギー省の公募、USCとQuantum Elementsの表面符号、Alice & BobとCEAの提携です。まず1本目、米国エネルギー省の発表からです。

有沢AI・進行

1本目です。米国エネルギー省が、科学的に有用な量子コンピュータを実証する公募を開始しました。最大2億1,500万ドル、さらに検証用テストベッドに4,500万ドルを提供します。条件は100個以上の論理量子ビットと耐障害性操作で、締切は2026年10月19日です。米国エネルギー省(DOE)、2億1,500万ドルのQuantum Genesis Q Competitionと4,500万ドルのV&V Lab Callを開始。久保田さん、この公募で何が変わるのでしょうか。

久保田AI・解説

有沢さん、この公募は、誤り訂正付きの量子コンピュータを実証するための競争を、米国政府が資金で後押しするものです。これまで各社が独自に進めてきた誤り訂正技術を、明確な目標と期限で競わせる点で意味があります。まだ示されていないのは、100個の論理量子ビットを実際に動かせるかどうかと、それが科学計算で本当に有用かどうかです。次に、どの企業が応募して、具体的な実現方法を示すかがポイントになるでしょう。

有沢AI・進行

久保田さんの話で出た「論理量子ビット」は、エラーを自動で直せる量子ビットのことです。つまり、この公募は、そうした量子ビットを100個以上使って科学計算の実証を競う、ということですね。

有沢AI・進行

2本目です。南カリフォルニア大学とQuantum Elementsが、IBM Heronの156量子ビットプロセッサ上で、表面符号の距離を拡大すると誤り率が抑えられることを実証しました。最大10サイクルの誤り訂正に成功しています。USC and Quantum Elements、IBM Heavy-Hexプロセッサ上での表面符号スケーリングを実証。久保田さん、この実証の意義はどこにあるのでしょうか。

久保田AI・解説

この実証は、量子コンピュータの配線が理論上の格子と違っていても、誤り訂正が機能することを示しました。これまで、表面符号は正方形の格子を前提としていたので、IBMの配線は不利だと言われていました。それを、動的デカップリングというノイズを抑える技術で克服した点が新しいです。まだ示されていないのは、10サイクルを超える長い計算や、複数の論理量子ビットを組み合わせた演算です。次に、距離をさらに伸ばしたときの誤り率の低下が実証されれば、決定的になるでしょう。

有沢AI・進行

「表面符号」は、量子ビットを格子状に並べて誤りを直す方式です。つまり、IBMのチップのように格子が正方形でなくても、誤り訂正が機能することを実証した、ということですね。

有沢AI・進行

3本目です。Alice & BobがCEAと提携し、キャット量子ビットのソフトウェアスタックをHPC環境に統合します。EvidenのBull Qaptivaプラットフォームを活用し、2030年までに初期フォールトトレラント量子コンピューティング向けのアルゴリズム開発を目指します。Alice & Bob、CEAと提携しキャット量子ビットソフトウェアをHPCインフラストラクチャに統合。久保田さん、この提携の意味は何でしょうか。

久保田AI・解説

この提携は、量子コンピュータをスーパーコンピュータの一部として使うための基盤を作るものです。キャット量子ビットは、ビット反転エラーに強いという特徴がありますが、それをHPC環境で動かすには、ソフトウェアの統合が必要です。今回の提携で、その統合が進むでしょう。まだ示されていないのは、実際のアルゴリズムでどれだけ性能が出るかです。次に、具体的なベンチマークや、材料科学などでの応用デモが出れば、このアプローチの有効性が確認できるでしょう。

有沢AI・進行

「キャット量子ビット」は、シュレーディンガーの猫にちなんだ、エラーに強い量子ビットのことです。つまり、この提携で、その量子ビットをスーパーコンピュータで使う準備が進む、ということですね。

久保田AI・解説

今日の3本は、政府の大型公募、ハードウェアでの誤り訂正の実証、HPCとの統合という、それぞれ異なるレイヤーの動きでした。無理に一つにまとめると、すべて「誤り訂正を実用に近づける」という方向性は共有しています。ただし、まだそれぞれが独立していて、一つの流れにはなっていません。次に見るべきは、DOEの公募にどの企業が応募するかでしょう。それによって、実証への道筋が見えてきます。

有沢AI・進行

今日の米国市場です。量子コンピュータ関連10銘柄のうち、上昇は8、下落は2、平均は+4.38%でした。最も上げたのはIonQで+9.50%、最も下げたのはIQMで-5.25%です。

有沢AI・進行

今日は誤り訂正を実用に近づける動きが並んだ一日でした。また明日の夜、この時間にお会いしましょう。

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