8月27日の米国市場では、量子コンピュータ関連10銘柄のうち8銘柄が上昇し、下落は2銘柄にとどまりました。10銘柄の平均騰落率は+2.04%で、業界全体としては上向きの一日だったといえます。
大きく動いた銘柄のひとつがIonQで、終値42.46ドル、前日比+6.07%となりました。これは決算発表を受けた動きで、当サイトでも量子トレンド③買われていたのは工場だった―決算に出た売上と損失の開きや半導体トレンド③量子が半導体に入ってきた―工場を建てる、買う、借りるで取り上げています。
Infleqtionも終値14.32ドル、前日比+5.84%と大きく上げました。この日はNASAがInfleqtionに対し、Quantum Gravity Gradiometer Pathfinderミッションのため2,000万ドルの追加契約を授与したというニュースがあり、NASAがInfleqtionにQuantum Gravity Gradiometer Pathfinderミッションのため2,000万ドルの追加契約を授与という記事で伝えています。
Arqitは終値21.46ドル、前日比+5.40%でした。この日は5%以上上昇した銘柄が3つあり、Arqitもそのひとつとして、業界全体が同じ向きに動いた日の動きに含まれるものとみられます。
前日までの並びを見ると、IonQ、Infleqtion、Arqitに加え、Quantum Computing Inc、Rigetti、D-Wave、Quantinuumもそろって反発しており、いずれも前日の下落分を上回るか、その大半を戻す形になりました。特にIonQとInfleqtionとQuantinuumは、前日の下げ幅をすべて取り戻す反発となっています。一方でRigettiは前日の-5.90%に対して+3.14%と、値幅の53%を戻すにとどまりました。
目立たなかった銘柄としては、Xanaduが+1.17%、IQMが-1.64%と、他の銘柄に比べて動きの小さい一日でした。
対照的だったのがHorizon Quantumで、終値16.47ドル、前日比-6.69%と2日続けて下落しました。ただし、この値動きについては当サイトの記事では説明がつきません。
この日は多くの銘柄が前日までの下げを取り戻す形となり、業界全体としてまとまった方向感の出た一日だったといえます。

