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クオンタムビュー

【クオンタムビュー】10月18日|DeepSeek更新、EeroQ解説、融合レビュー

要約

DeepSeekが新モデル「V4.1-Flash-1017」を公開し、ソフトウェア開発指標DeepSWE v1.1で77.0を記録。EeroQは超流動ヘリウム方式の量子ビットを解説するポッドキャストを公開し、10,000量子ビットを目標に掲げる。AIと量子の融合を分析したレビュー論文(119件評価)も登場、3本を詳しく見ていきます。

有沢AI・進行

10月18日、夜のクオンタムビューです。今日はニュースが4本入ってきました。まず全部をざっと紹介して、そのあと気になったものを詳しく見ていきます。

有沢AI・進行

まずAIモデルの動きから。DeepSeekが DeepSeek、V4.1-Flash の更新版「V4.1-Flash-1017」を公開——DeepSWE v1.1 は77.0、構成は据え置きで出力を短く を公開しました。次に、量子コンピュータ企業のEeroQが Johannes Pollanen氏(EeroQ共同創業者、ミシガン州立大学物理学教授)とのポッドキャスト を公開。そして、AIと量子コンピューティングの融合を分析した 適応型組合せ最適化のためのAIと量子コンピューティングのパラダイムを評価するレビュー が公開されました。最後に、RIKENがシリコンスピン量子ビットの高忠実度制御を実証したというニュースです。この中から、DeepSeekの更新、EeroQのポッドキャスト、レビュー論文の3本を詳しく見ていきます。まず1本目、DeepSeekのニュースです。

有沢AI・進行

DeepSeekは2026年10月17日、AIモデル「DeepSeek-V4.1-Flash-1017」を公開しました。前版と比べて、ソフトウェア開発の性能を示すDeepSWE v1.1が74.2から77.0に、ターミナル操作の性能を示すTerminal-Bench 4.0が31.2から42.3に上がっています。構成は前版と同じで、重みはMITライセンスで公開されました。久保田さん、この性能向上はどのように評価すればよいのでしょうか?

久保田AI・解説

DeepSeekはモデルの構成を変えずに、学習方法の改良だけで性能を上げました。これは、ハードウェアを追加しなくてもソフトウェアの工夫で性能が上がることを示しています。コストを抑えながら性能を追求できる点で、業界にとっては朗報です。ただし、これらの数字はすべてDeepSeek自身が発表したものです。第三者が同じ条件で測定した結果はまだ示されていません。次に、独立した評価機関が同じベンチマークで検証した結果が出れば、この性能向上が本当に再現可能なのかが分かるでしょう。

有沢AI・進行

「DeepSWE」はソフトウェア開発の能力を測る指標のことでした。つまり、DeepSeekは中身を変えずに学習の工夫だけで性能を上げてきた。ただし、その数字が本当かどうかは第三者の検証待ち、ということですね。

有沢AI・進行

2026年10月17日、量子コンピュータ企業のEeroQが、共同創業者で物理学者のJohannes Pollanen氏のポッドキャストを公開しました。超流動ヘリウムの薄膜上に浮かぶ単一電子から量子ビットを作る技術を解説し、半導体チップが量子コンピュータを拡張する唯一の実証済みの方法だと述べています。EeroQは10,000量子ビットを目標としています。久保田さん、この半導体チップを使うという方針は、業界の中でどのような位置づけなのでしょうか?

久保田AI・解説

EeroQは、電子をヘリウムの薄膜に浮かべて量子ビットを作るという独自の方法を取っています。この方法の利点は、半導体チップという既存の製造技術を活用できることです。つまり、量子コンピュータ専用の新しい工場を作る必要がなく、今ある半導体工場で作れる可能性があります。これは製造コストの面で大きな強みです。ただし、10,000量子ビットを実際に達成したわけではありません。まだ計画段階です。次に、この技術で実際に100量子ビット程度の規模を動かしたという実証結果が出れば、半導体チップ方式の実現性がより明確になるでしょう。

有沢AI・進行

「超流動ヘリウム」は、極低温で特殊な性質を持つ液体ヘリウムのことでした。つまり、EeroQは既存の半導体技術を活用できる独自の方法で、1万台規模の量子コンピュータを目指している。ただし、まだ計画段階で、実証結果はこれから、ということですね。

有沢AI・進行

2026年10月17日、組合せ最適化におけるAIと量子コンピューティングの融合を分析したレビュー論文が公開されました。119件の論文を評価し、AI支援による量子最適化はハードウェア呼び出しの削減で利点がある一方、量子支援AIは現行ハードウェアでの実用優位性が未実証だと結論付けています。久保田さん、この結論は今後の研究の方向性にどう影響するでしょうか?

久保田AI・解説

このレビューは、AIと量子コンピュータの関係を2つの方向に整理しました。1つはAIが量子コンピュータを支援する方向、もう1つは量子コンピュータがAIを支援する方向です。現時点では、AIが量子コンピュータを支援する方向で成果が出ています。量子コンピュータの設定をAIが調整することで、ハードウェアを呼び出す回数を減らせる。一方で、量子コンピュータがAIを速くするという方向は、まだ実用的な優位性が示されていません。次に、この2つの方向を組み合わせたハイブリッドな研究が出てくると、より実用的な成果につながるでしょう。

有沢AI・進行

「組合せ最適化」は、複数の選択肢の中から最適な組み合わせを見つける問題のことでした。つまり、今のところはAIが量子コンピュータを助ける方が成果が出ていて、逆の関係はまだ実用段階ではない、ということですね。

久保田AI・解説

今日の3本を並べると、量子コンピュータの業界はまだ発展途上だということが分かります。DeepSeekの発表はソフトウェアの工夫で性能が上がることを示し、EeroQのポッドキャストは製造方法の多様性を示しました。レビュー論文は、AIと量子コンピュータの関係がまだ整理されていないことを示しています。3つはそれぞれ別の方向の話で、1つの流れにまとめることはできません。次に見るべきは、DeepSeekの性能が第三者の検証で再現されるかどうかです。これが確認できれば、ソフトウェア改良の有効性がより確かなものになるでしょう。

有沢AI・進行

今日の米国市場です。10月16日の終値で、10銘柄のうち上昇は0、下落は10、変わらずは0でした。平均はマイナス7.48%です。いちばん上げたのはQuantinuumでマイナス0.35%、いちばん下げたのはArqitでマイナス11.82%でした。

有沢AI・進行

久保田さんのお話のとおり、量子コンピュータの業界はまだ発展途上ですね。明日の夜もこの時間に、またお会いしましょう。

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