10月12日の米国市場では、量子コンピュータ関連10銘柄のうち、上昇した銘柄はなく、下落した銘柄は10銘柄、平均で-5.64%となりました。全銘柄が下落する一日でした。
大きく動いた銘柄をみると、Xanaduは前日比-10.51%と最も下落しました。同社は業界全体が同じ向きに動いた日の一部として下落しました。IonQは前日比-9.07%の下落で、前日の+1.12%の上げ幅をすべて失いました。同社も業界全体の動きに沿ったものです。なお、同社はIonQ、ゼロトラストと耐量子サイバーセキュリティを統合するため、Elisityを最大13億ドルで買収やIonQ、スケジュール化されたqLDPC誤り訂正を実証し、フォールトトレラントなゲート実行を最大74倍高速化などのニュースがありますが、この日の値動きとの関連は記事からは分かりません。Quantum Computing Incは-6.85%、Infleqtionは-5.98%、D-Waveは-5.70%、Rigettiは-5.56%と下落し、いずれも業界全体が同じ向きに動いた日の一部です。Horizon Quantumは-4.91%、Quantinuumは-4.31%の下落で、こちらも同様の動きでした。
前日までの並びとの関係をみると、Xanaduは4日続落で、その前は2日続伸でした。IonQは反落で、前日の上げ幅をすべて失いました。Quantum Computing Incは12日続落、Infleqtionは11日続落、D-Waveは4日続落、Rigettiは4日続落、Horizon Quantumは2日続落、Quantinuumは4日続落、Arqitは6日続落でした。IQMは反落で、前日は+0.59%でしたが、この日は-0.20%となりました。この日は全銘柄が下落しており、長く続いた下落基調がさらに強まった形です。
目立たなかった銘柄としては、IQMが前日比-0.20%とほぼ横ばいでした。Arqitは-3.34%でしたが、これら2銘柄の下落は、当サイトの記事では説明がつきません。
この日の動きは、量子コンピュータ関連銘柄全体が大きく下落した一日でした。個別の材料というよりも、セクター全体の売り圧力が強かったことがうかがえます。

